こづれづれ日記

親の影響

子どもは親を見て育つといいます。
私自身もそうでした。
親の言うことを全部信じます。
私自身もそうでした。

自分の記憶がはっきりしているところで
前回のブログに
自分が5歳の時に
もう親にはわがままを言ってはいけないと思ったことを
書かせていただきました。
5歳の時点でそう思ったくらいなので、
それよりももっと小さい頃から
何か自分の中で親に対して痛い気持ちがあったのではと思います。
そんな私でも外食するよりも
母の作るごはんが世界で一番美味しいと思っていたし、
母の事を一番すごい人と思っていたのでした。
母の言うことやることが全て正しいと
信じて疑いませんでした。

小学生、中学生、高校生になって
自分が家族のことで心が痛むことがあっても、兄妹で会話が無くても、
兄のことを家族全員がものすごい気をつかっていて「何かヘン」とは思いましたが、
それでも「うちはおかしい」という概念をあまり持っていませんでした。

大学生になってから、私の目の前の世界がグッと広がりました。
大学には全国いろいろなところの出身の人たち、帰国子女の人たち、一度社会に出たけど学生に戻った人など様々な人がいました。
私が仲良くなった友人の中には
同い年なのに毎年家族と旅行に行く男の友人、
しょっちゅうケンカをしながらも言いたいことを親と言い合う女の友人、
暴力は絶対にいけないこと言った男の友人、
兄妹でよくしゃべったり一緒に出かけたりする友人など
それぞれが私が住んでいた世界と違う世界の人たちでした。
このような友人たちとたまに家族の話をするようになったときに、
「うちって、かなりおかしい」
と気づくようになりました。

それからの私は
何かマグマが噴火したかのように
母に言いたいことを言うようになりました。
母は私には納得のいかない理由で
私をなんとか説得しようとしていました。
しばらくして私のことを手に負えないと思った母から言われたのは
「お兄ちゃんは今となっては落ち着いたけど、こんなに大きくなってあんたが反抗するなんて、
私はあんたの育て方を失敗した。」
という言葉でした。
この言葉にはかなり傷ついたのを覚えています。

先生方にお会いしてからいろいろなことを思い出したり気づかせていただいています。
自分が親から言われて傷ついた数々のことを
心の中の引き出し深くに入れてしまいこんでいました。
そしていつの間にかその引き出しがあることも忘れるほどに自分自身を麻痺させて、
空元気に気合いだけで生きていたことを思い出しました。

気づいた私は今、
親の放つ言葉がどれだけ子どもに影響するかを
身に染みて感じています。

私には5歳を過ぎた息子がおります。
私が5歳のときの記憶を持っているくらいですから
息子が大人になったときも私が現在言っている言葉や態度を
しっかり覚えているということになります。

先日のお電話セッションで
私が息子に対して無意識に放っていた言動を先生から指摘されました。
自分では気づいていないところですからお伝えもしていませんでした。
ですが指摘されたことを思い返してみると確かに心当たりがありました。
この"無意識"というのが本当に怖いもので、
無意識で自分が小さい頃に親から言われて言い返せなかった嫌な言い方と同じ言い方を、息子にしてしまっていました。

先日先生から教えをいただいてから、
今は自分の言動に今まで以上に気をつけています。

しかしながら何十年もかけてこの私の身体に染みついた
親からの嫌な言動が消えていなくて、
たまに無意識にボロッと出る。そして気づく、その言動が怖くて、
自分がいやになることがあります。

無意識だとしてもやってはいけないことをやってしまう私に先生は
子どもを鏡として戒めて生活するようにとさらに教えてくださいました。
息子には私が小さい頃に味わった嫌な思いをさせないように、
先生からしっかり学ばせていただき、自分を変えていくのみです。

無意識にやってしまう自分を意識して同じ失敗を繰り返さないように
一日一日やり続けます。
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この記事のコメント

あなたの親の事をそのように思うあなたを、私は疑問でいっぱいになりました。
先生を尊敬するお気持ちもとても分かりますが、いかなる親であったとはいえ、親があなたに注いできた愛情への感謝が見えずに残念です。あなたが一番に親の事を感謝できるように、先生のお智慧をお借りできるといいですね。
やった事は必ず返ってきますよ。
それが宇宙の法則です。
2016-02-26 Fri 15:22 | URL | #- [内容変更]
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